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鎮守堂〜学ぶ〜人と木を活かし守る伝承技術
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    今年に入り社寺建築の材料依頼が続いております。

    先日奈良桜井の大三輪神社さん木大燈篭のお披露目祭と、今週には兵庫県西宮市の海清寺さんの鎮守堂の前に木鳥居が無事建てられました。

    共に、地元山本工務店様の上治棟梁が中心となり建てられ、写真を頂きましたので掲載させてもらいます。

    木鳥居の八角挽と上に乗る笠木の素材と製材を前回のブログで掲載しましたが、今回丸柱と笠木の仕上げをご紹介します。

    八角挽にされた柱から16角、更に32角まで大工さんの定規で形作られて行き、仕上げは手鉋で丁寧に仕上げられます。

    笠木もそうですが、この手鉋によって機械だけでは出ない輝き光沢と、何より雨による撥水効果が生まれて活きます。

    上治棟梁から学ぶ若手の下山大工さんが、何度も何度も丸鉋で削る姿は頼もしく思えました。

    木に携わる私としても、2人の師弟関係を拝見しながらお世話になった鎮守さんのように、古来から続く日本伝統文化である木造社寺を継承し見守って行かなければと改めて感じました。

     

    posted by: 郷ちゃん | 木材 | 14:25 | comments(0) | - | - | - |
    西宮市海清寺〜木鳥居工事
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      先回ご紹介した地元大三輪神社の燈篭に引き続いて、木鳥居の材料のご注文を請け納めさせて頂きました。

      現場は兵庫県西宮市の海清寺さんで、昨年境内の鎮守堂の修復工事が行われました。

      それに伴いお寺の入口に建てられる木鳥居です。

      弊社で桧の8寸(240亞僉砲鯣角に製材し、その後大工さんが16角32角と削り落とされ丸柱に加工されます。

      宮大工の上治さんの要望の下、八角挽と鳥居柱の上の乗る笠木を製材させて頂き納材させて頂きました。

      専門用語になるのですが、笠木は4mの180×360の無節材を雨による経年劣化を防ぐ為300个寮嵜半,舛虜爐棒什爐靴討います。

      門の鴨居などにも仕様され、寸法的にとても高価な材の為、節のでないよう慎重に製材して行きます。

      公私共に良くして頂く宮大工上治さんとは素材選びから伝統技術を共存出来、大変充実した仕事をさせて頂いております。

      この仕事の後にも、社寺の仕事のご依頼を頂き次の準備に余念なく取り組んで行ってます。

      完成時には又ご案内出来るかと思います。〜感謝。

       

      (海清寺)

      海清寺 かいせいじ は南北朝時代(1394年) 創建そうけんと伝えられる 臨済宗りんざいしゅうの寺院です。 阪神西宮駅とJR西宮駅のほぼ中間で、隣が市役所というまちなかにありながら、 樹齢約600年というクスノキの大木に囲まれた 境内けいだいはひっそりと上品な雰囲気に包まれています。 海清寺のシンボルとも言うべき大クスノキは、 同寺開創どうじかいそう応永おうえい 元年(1394年)に植えられたと伝えられており、樹高約35mの兵庫県指定天然記念物です。 西門から入って右手に見える三門さんもん享保きょうほう2年(1717年)の 上棟じょうとうで、「赤門」として親しまれており、西宮市指定文化財です。

       

      posted by: 郷ちゃん | 木材 | 17:03 | comments(0) | - | - | - |
      大和桜井大神神社〜木大燈篭完成3
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        日本最古の神社〜地元桜井の大神神社(三輪さん)の木大燈篭の上棟が無事行われました。

        長年お世話になる山本工務店様の上治宮大工さんが中心となって昨年末から手掛けられました。

        木材搬入させて頂きながら都度お邪魔し、原寸から立ち会え上棟まで仕事の様子を最後まで立ち会え貴重な体験をさせて頂きました。

        屋根の傾斜や、彫り物、板金の仕上げの工程を上治さんから教わり時に共有し、白木桧の美しい曲線と絶妙な屋根のテリ具合は正に匠の業です。

        板金工事も経験豊かな宮板金屋さんが手掛けられ、その重厚さに目を奪われました。

        前日、以前お世話になった三輪さん境内の活日神社さんに参拝させて頂きました。

        上棟日には現場に伺い、木燈篭としてはお伊勢さんや橿原神宮に負けず劣らづの大きさで参拝者も立ち止まりながら見て行かれました。

        山本社長も駆けつけ、御礼と無事の完成を喜ばれていました。

        お近くに来られた際は是非お参り下さい〜感謝。

         

         

         

        posted by: 郷ちゃん | 木材 | 13:58 | comments(0) | - | - | - |
        蔵の増築と杉の絵画教室〜請負大工さんの拘り〜
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          例年大寒を迎え一番寒さが厳しい時期ですが、今年は思いのほか暖冬ですね。

          そんな季節にも似た温かみのある2つの現場にお世話になっています。

          一つは、昨年に棟上げされた蔵の増築現場で、葛城山の景色が美しい御所市の麓。

          請け負われるている中原棟梁が、様々な蔵の視察であえて漆喰の重ね塗りをやめ、くらの壁を木地で形造られモルタル仕上げにされるようです。

          本来、漆喰壁を左官屋さんに任せるのが基本ですが、予算と御施主さんの意向もありなるべく中原棟梁の手で形造るのが今回のコンセプトのようです。

          蔵の独特な壁部の傾斜を丁寧に割り付け施工され、思いと違えば取り壊しやり直されておられます。

          実は、棟上げ後に蔵に拘られていた御施主さん(男親さん)がお亡くなりなり、その息子さんと中原さんが相談し合いながら亡き親父さんの思いを叶えぬ為にも職人魂が入った物件となるようです。

           

          もう一つは、子供絵画教室の増築工事現場です。

          請け負う大工の寺田さんから、オール杉の赤身勝ちの木を求められました。

          寺田さんは未だ30歳になられた所ですが、昔ながらの木工法が好きで、今回はなるべく金物を使わない継手工法を遊び心を入れながら進めて行かれています。

          因みにこちらの継手は追っ掛け大栓継ぎと言うようで、一番強いとされる継ぎ型のようです。(止め部も木栓が使われています。)

          垂木も2×4のような背の高い垂木で軒先の板同様魅せる形に仕上げられます。

          現場に来た子供達が木の香りにすごく喜んでいるようで、御施主さんからも喜んでもらっているようです。

           

          posted by: 郷ちゃん | 木材 | 13:56 | comments(0) | - | - | - |
          日本百景〜三重深野〜ささゆり庵さま改築
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            今年も残り少なくなってまいりました。

            令和元年最後の投稿をさせて頂きます。

            いつもお世話になる、恵工房様の以前からお世話になる茅葺きの旅館、ささゆり庵様の床貼り替え工事に伺って来ました。

            ささゆり庵さんは、三重県の深野、奈良と三重の県境に建てられひな壇の田苑と景色が日本百景に数えられ、昨年別宅が新築された知る人ぞ知る名称となっています。

            長年、恵さんが様々な建物を手掛けられ、今回本宅の畳部屋を和洋風に板張り(フロア)に張り替えられました。

            モカ色の無垢材オーク材を仕様され、天井竹とマッチした客間に仕立てられて行きます。

            この日は、裏庭に山水を引く作業が行われ自然滝の庭池を建築されていました。

            年一回程、色々な増改築でお客様をもてなすささゆり庵さんの風景は、別世界の空間でとても癒されました。

            本年も、様々な投稿にお付き合い頂き有難うございました。

            来年度も宜しくお願い致します。〜感謝。

             

            posted by: 郷ちゃん | 木材 | 14:43 | comments(0) | - | - | - |
            大和桜井大神神社〜木灯篭工事2
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              奈良は大和朝廷発祥の地、桜井大神神社(大三輪神社)の木灯篭工事を先回に渡ってご案内させて頂きます。

              山本工務店様の上治番頭から連絡頂き、灯篭柱の入荷と八角挽の模様を紹介します。

              恐らく直径1m近い桧から取られたであろう330角の芯去り材〜

              専門用語になりますが、芯に近になればなるほど節が出てくるため、私も見積はさせて頂きましたが全国探せど1、2社しかとる事ない代物ではないかと思われます。(1本(゚д゚)(。_。)ウン百万)

              流石に丸太の芯に近い箇所は節ありましたが、様々な社寺を手掛けて来られた上治番頭も、芯去り材としては過去最高の大きさとの事で2人して色々と語り合いました。

              墨だしされた頭部の破風板や茅負、肘木などを若手大工さんも慎重に刻んでいかれ徐々に進行して活かれます。

              近くにこのような仕事と腕の良い職人さんがいる事、又弊社の材も使われて行く事は本当に有り難い事です。

               

              桜井市長選が行われ先々回ご紹介した松井市長が当選され、大神神社を始め歴史の街桜井の社寺建築に目が近年見直され、駅前にホテルの誘致も進んで行われています。(来春オープン)

              令和の新しい時代を迎え、益々グローバル化する世の中にあっても、歴史に満ちた神仏を祀る建物とそこに根ずく人々の信仰心は今も昔も変わる事がないと感じました。

               

               

              posted by: 郷ちゃん | 木材 | 11:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              社寺建築〜大三輪神社灯篭と桧原神社三鳥居
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                ここ数日、秋晴れの穏やかな日差しが続きます。

                9月10月と立て続けに日本列島を襲った台風が嘘のような。。。

                被災されお亡くなりになられた方にはご冥福と、復興に1日も早い日常生活を願います。

                 

                先日から、地元の大三輪神社さまの灯篭に使われる材料を納品させて頂いおります。

                請負される地元の山本工務店様〜番頭の上治さんから貴重な写真も頂き宮大工としての伝統技術をご紹介させて頂きます。

                三輪さんとは少し離れますが、先月9月に連載した西宮の海清寺の鎮守堂修復工事が無事終えられました。

                屋根部の修復が主でしたが、屋根の勾配と飾りになる鬼と言う彫り物のバランスが絶妙に仕上げられています。

                上治さんとは、各名所のお寺や神社を紹介して頂き由来や伝承話にいつも感銘させれれています。

                一緒に働く若手大工さんの教育もされ、いつも明るく決しておごる事ない性格と職人技術は仕事をされた住職等にも評判です。

                 

                弊社が納品させて頂いた材料も、上治さんと若手大工さんによって刻まれていきます。

                今回の灯篭のメイン柱は残念ながら他社さんが納品されたのですが、社部は弊社の材料で形付けられて行きます。

                茅負や棟木などやや複雑な箇所も、部材取りから加工へと今後の完成が楽しみな工事です。

                 

                そんな上治さんから、4年前に建てられた三輪桧原神社の三鳥居の写真を頂きました。

                伊勢神宮から持ち帰られた柱や部材を再現し50年ぶりに建て替えられた三鳥居〜

                夜間のライトアップは、幻想的でまるで精密模型のような美しさです。

                 

                冒頭に被災された方々の供養にも、このような神仏の仕事に携われる事に感謝して行かなければ思いました。

                 

                posted by: 郷ちゃん | 木材 | 08:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                桧芯去り材〜灯篭と高欄〜社寺建築材
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                  今回は2つの社寺建築材に使われる桧材を紹介します。

                  1件は、地元桜井の社寺建築を手掛けられる山本工務店様が、社寺建築の灯篭にと120角をメインにご購入〜

                  何と、灯篭の柱には3mの300角の芯去り4方役が使われます。

                  この灯篭は地元大三輪神社の参拝橋の前に二対建てられます。

                  (写真は、三輪さんの提灯建と、真ん中は伊勢の内宮木灯篭)

                  弊社も見積依頼に全国の木材を探し、何とか見つけましたが残念ながら金額に折り合わず他社の木材屋さんが納入されます。

                  玄人的な話になりますが、300角の芯去り材の節のない木を製造するに最低でも直径1m近い手入れ木が必要です。

                  見積依頼の相談に応じる業者も国内で数社である事間違いない素材で、1本で?百万円は優に下りません。

                  どんな木材が納品されるのか楽しみです。

                  もう1つは、昨年から大阪は堺市で新築納材された八角堂の高欄に仕様されます。

                  八角堂が完成され、来年の春を目安に八角堂を囲む高欄です。

                  以前弊社が別の所で完成された高欄ですが、この高欄の倍の大きさだけに約210角の芯去り材を中心にきめの細かい作業が成されていきます。

                  四国は徳島の宮大工(番匠中山さま)さんに納品されます。

                  日本の伝統伝承文化の技術と国内桧の素晴らしさに感謝して活きたいものです。

                   

                  posted by: 郷ちゃん | 木材 | 20:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  西宮市〜海清寺鎮守堂修理工事〜山本工務店様
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                    いつもお世話になる社寺建築も手掛ける山本工務店様〜今回は兵庫県西宮市の海清寺の鎮守堂の修復工事の模様をご紹介。

                    番頭役の上治さんと、何時の時代の建て方で、材質や当時の職人技術を語り合える貴重な体験です。

                    屋根部と、本体工事が年代別か職人が違うようで、上治さん曰くは社寺職人と当時の仏像彫師で造られ、約100年前の建物を何度か修復されているとか〜

                    材は基本桧の尾州材で大変目合いの細かな構造躯体で、羽目板は巾の広い柾板(約300〜330)の一枚ものが仕様されています。

                    所々で、昭和初期から中期にかけて良く仕様されて地栂の材もあり、大変興味深い鎮守堂です。

                     

                    上治さんは次の物件の原寸と木拾いにも追われ、若手の2人が上治さんの指導の下、奮闘されています。〜感謝

                    posted by: 郷ちゃん | 木材 | 15:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    古民家再生〜宇陀市恵工房様
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                      いつも斬新な発想と無垢の木をベースに、古民家再生工事に取り組まれる恵工房さんの現場に行って来ました。

                      場所は弊社桜井の隣町宇陀市の田舎造りの集落で、今回は粗内部をスケルトン化し柱から梁まで入れ替える大規模工事でした。

                      桧の天井板や杉の腰板がふんだんに使われ、今回何と言っても目に留まったのは玄関ホールに仕様された地栂の腰板です。

                      以前恵さんが、解体工事の際残しておられたようで柾の無垢板がグレイ色に変色され古民家にマッチしたホールになっています。

                      私も以前、100年生の古民家の材料に当時は地(日本製)の栂の造作(敷鴨居など)建具が使われた現場に行ったのですが、間さに貴重な部位として仕様されていました。

                      その他、ケヤキやタモを使った付け柱や杉のロフトと見るに飽きさせない古民家再生現場となっています。

                      これから外構工事に入られ、今度は三重県に戻られ古民家再生工事の新たな現場でもお世話になります。〜感謝

                       

                      posted by: 郷ちゃん | 木材 | 11:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |